フィンランド郊外にフィスカルスという鉄の町があります。
そこは1600年台から鉄の加工をしてきた場所です。
オレンジ色の取手のハサミをご存じないでしょうか?
フィスカルスのハサミ 一度は見たことがあるかも。
デザイン博物館にも展示されていた
フィンランドでは欠かせない工業製品です。
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このフィスカルスは 200年前から
鉄に限らず様々なアーティストが集まる芸術村になっています。
オノマONOMAというアーティストの協同組合があって
陶芸 ガラス 木工 テキスタイルほか 
沢山の作品が展示販売されています。
ヘルシンキから電車で一時間以上かかる郊外です。
ガイドツアーで連れてきてもらいました。
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とってもとっても田舎です。
鉄鉱石でも採れたのですか?と聞くと
そういうわけではなくて
女王様が産業としてこの地域での鋳鉄や鉄工を
指示され この場所での鉄工が盛んになり
各国から技術者や技術が集まるようになったそうです。
そして戦争の際には 郊外にあるこの場所で
戦争用の鉄工が行われました。
博物館にジオラマや歴史の展示があります。
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地の利もあって大変有効に活躍したそうです。

今は本当に静かな美しい村です。
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あちこちにお店やオブジェがあって
アートがゴロゴロ転がっている感じです。
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レンガ造りの博物館にも販売所があります。
工具やハサミもたくさんあってさすがですね。
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芸術作品は小さなショップがいくつもあります。
品物自体も素敵ですが店舗も色合いやデザインが素晴らしくて
目の保養になります。
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フィスカルス川の清流がずっと道沿いにあって
古い建物があって素敵な場所でした。
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川沿いの駐車場にあったお店でホットドックをお昼にして
次の場所 ビルナスへ向かいました。